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バイクカバーは「厚手」が正義か?600Dではなく、あえて「300D」を採用するプロの理由

「数字が大きいほうが強くて偉い」
スペック表を見比べる時、私たちはそう思いがちです。

バイクカバーの生地の厚さを表す単位「デニール(D)」。
市場にはペラペラの75Dから、分厚い600D、あるいはそれ以上のものまで存在します。

NANAHANのカバーは、主力モデルにあえて「300デニール」を採用しています。
なぜ、より数値の高い600Dにしないのか?
そこには、実際に毎日バイクにカバーを掛けるライダーだからこそ分かる「使い勝手の壁」があるからです。

■1. そもそもデニール(D)とは?
デニールとは「糸の太さ(重さ)」の単位です。9000メートルの長さで1グラムあれば1デニール。
つまり、数値が大きいほど糸が太く、生地は厚く重くなります。

・75D〜150D(タフタ等):
ホームセンターで売られている安価な銀色のカバー。傘の生地(約190T)に近く、軽いが強度は低いです。マフラーの熱で溶けやすく、強風で簡単に裂けてしまうのが弱点です。

・600D以上:
非常に分厚く丈夫。しかし、ゴワゴワしており重量もかなりのものになります。

■2. 「厚すぎるカバー」の意外なデメリット
「じゃあ、最強の600Dがいいじゃないか」と思われますが、プロの視点では以下のデメリットが無視できません。

・重さと脱着のストレス:
生地が倍の厚さになれば、重量も倍近くになります。毎日、仕事やツーリングから疲れて帰ってきて、濡れて重くなった「布団のようなカバー」を掛けるのは苦行です。

・収納場所の問題:
600D以上の生地は折り畳んでも嵩張り(かさばり)ます。メットインやリアボックスを占領してしまい、携帯性が著しく落ちます。

・「サンドペーパー効果」のリスク:
ここが盲点です。生地が硬すぎると、風でバタついた際に、カバーの内側と車体の間に挟まった微細な砂埃が研磨剤となり、塗装面への攻撃性が高まる(細かい傷が増える)リスクがあります。

■3. NANAHANが導き出した「300D」という黄金比
私たちは数々のテストの結果、「300デニールのオックスフォード生地」こそが、強度と利便性のベストバランス(黄金比)であると結論付けました。

・十分な引き裂き強度:
300Dあれば、猫の爪や突起物への引っかかりに対して十分な強度を発揮します。75Dとは段違いの安心感です。

・しなやかさ:
適度な柔らかさがあるため車体にフィットしやすく、折り畳みもスムーズです。

・バタつきの抑制:
75Dのように軽すぎて凧のように舞うこともなく、適度な自重で車体をホールドします。

■4. 結論:毎日使う道具としての「最適解」
戦車を守るなら分厚い装甲が必要ですが、愛車を守るカバーは「毎日脱着するもの」です。

「高強度でありながら、扱いやすい」。
この矛盾する要素を高い次元で両立させたのが、NANAHANの300Dカバーなのです。

NANAHANの300Dのカバーはこちら

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