「このカバー、買って半年でもう背中が白くなっちゃった…」
「こっちのカバーは1年経っても黒いままだけど、何が違うの?」
その違い、実は運ではありません。
生地には「耐光堅牢度(たいこうけんろうど)」という、れっきとした成績表が存在するのです。
今回は、繊維業界のプロしか見ないこの「等級」について、NANAHANが特別に解説します。
■太陽光を人工的に浴びせる拷問テスト
生地がどれくらい日光に強いかを調べるために、JIS(日本産業規格)で定められた試験があります(JIS L 0842など)。
これは、強力な「カーボンアーク灯」や「キセノンランプ」という人工太陽光を、生地に数十時間〜数百時間ぶっ通しで照射し続ける過酷なテストです。
■成績は「1級〜5級」で決まる
照射後の生地と、元の生地を見比べて、どれくらい変色したかを判定します。
・1級(最低):すぐに色が飛んでしまう。屋内用レベル。
・3級(普通):一般的な衣類や、安価なアウトドア用品レベル。
・4級以上(優秀):屋外で長時間使用しても変色が少ない。
■市場のバイクカバーの現実
残念ながら、市場に出回っている安価なバイクカバーの多くは「2級〜3級」程度の生地で作られています。
これらは日本の強力な紫外線下では、数ヶ月で紫色に変色(退色)が始まります。
一方、NANAHANが採用する「原着糸」を使用したオックスフォード生地は、この試験で「4級以上」の成績を叩き出しています。
■色あせ=強度の低下
何度も言いますが、色が抜けるということは、繊維がダメージを受けている証拠です。
「耐光堅牢度が高い」ということは、単に見た目が綺麗なだけでなく、「生地が脆くなりにくい」ことを意味します。
■結論
スペック表に「耐光堅牢度」まで書いているメーカーは稀です。
しかし、自信があるメーカーは必ずどこかでこの「等級」や「試験」について触れています。
「すぐ色あせるカバー」を卒業したいなら、この隠れたスペックに注目してみてください。
NANAHANの色あせしにくいバイクカバー(黒)はこちら